Client : 自主制作(2010)
Date : 2010
ポスター, ジェネラルグラフィック(平面), イラストレーション
最近、ある美術館に寄贈された江戸時代の反物染め型紙を見て非常にその技とデザインと柄の素晴らしさに感激し心打たれ刺激を受けました。単純な繰り返しの中のシンプルな表現の中に時代を超越する何かを感じました。関係はありませんが自分はタンポポの綿帽子が好き。透き通る白い種が球状に規則正しく並んだ見事な構成美。自然の形を基にアースワークの環境アート(Environmental art)です。 「々」というテーマです。「々、おなじ、ノマ、noma」 この「noma:々」というテーマでデザインをしました。イメージは江戸時代の型紙やタンポポの綿帽子です。人が手を合わせる時に手と手の間が空間が出来てゆるやかな膨らみができます、右手は「神さま」、左手は祈る寄り添う「人」です。そんな出来るだけ不思議な空間を表現する事にも挑戦、光りと陰の半立体感の表現にも拘りました。もちろんこのシリーズは「葉っぱ」が自分のテーマです。 ・Earth=Heart〈noma:々〉/ イチョウ、カエデ、メープルリーフ、キンモクセイなど *第4回「JAGDA Illustration Exhibition on the web」の 為に制作しました。 *未来の子供たちへのメッセージを伝えられるか? どんなコンセプトやビジョンで何を伝えて行けるのか? 自分のデザイン表現をどこまで拡げられるか....。
CREDIT
AD,D=栗林孝之
December 18, 2011 18:47:06