Client : 福一
Date : 2008
ジェネラルグラフィック(立体), CI/VI/シンボル/ロゴ/タイプフェイス, 環境/空間
創業約400年の伝統を持つ伊香保の大型旅館「福一」が、変化する時代を見据えて施設の一部を改装し、富裕層の個人客に向けた8室のみの高級旅館をつくるというプロジェクト。100㎡のジャパニーズスイートを二名様で一泊20万円という価格設定を前提に、ターゲットとなる顧客層にふさわしいサービス内容を細部まで詰めていくところから、トータルで関わりました。 福一のファーストクラスと位置づけて、伝統の良きDNAに新しさを加えたしつらいやサービスを企画。秋草の文様が彩る光壁の廊下に象徴される空間、ひとつ一つ特注でオーダーする備品など、ここにしかない最上級のおもてなしをデザインする、という意識で進めた仕事です。
CREDIT
建築=カクオ・アーキテクトオフィス 松村佳久男
August 09, 2010 18:11:25