Client : 株式会社横浜スカイビル
Date : 2008
環境/空間
こんなリリックからイメージした、横浜スカイビルのファサードリニューアル計画。 プレゼンテーションでは詩の朗読から始まりました。 「未来のスカイビル」 今夜は新しくなったスカイビルに行こう。 めずらしく、夫が言った。食事なんて久しぶりだ。 でもスカイビルか・・。 何年か前に行ったスカイビルは 駅前にあるのにちょっと地味な雰囲気のところだった。 デートのウキウキとスカイビルの記憶でちょっと複雑な気分。 待ち合わせに遅れてしまった。 夕方の横浜駅はすごい人だ。ポルタの人ごみを進む。 何だか少し憂鬱だ。 入り口で待ち合わせ。わかるのかしら? そごうが正面に見えるつきあたり。 あれ?右に曲がる人たちが多い。 右に顔を向けると・・・・・。 え?ここがスカイビル? そこには洗練された 青く透明な空間がひろがっていた。 スカイビルが 新しくなっていた。 青い光の中に夫を見つけた。 どきどきした。 ごめん。遅れちゃった。ここ、すごい変わったね?かっこいいね。 Y-catを横目で見ながらエントランスをくぐっていく。 そうか、ここから空港にも行けるんだったっけ。 小さな旅の途中のような気持ちになった。 レストランまで まっすぐに向かった。 楽しい時間だった。 今度はここから空港に向かってどこかに旅に出かけよう。 夫がまた誘ってくれた。 海が見える。空への玄関。 食事が楽しめて学ぶところやエステもある。 新しくなったスカイビルで スカイビルのことがわかった気がした。 スカイビルはいろんな楽しみを見つけることができる玄関なんだね。 今夜はありがとう。 また連れてきてね。
CREDIT
Collaboration with
Joint Design : Shogo Kishino(6D)/Terufumi Otsubo(6D)
Produce : Toru Sato (AIM Creates)
May 22, 2009 00:14:02