Client : DIC川村記念美術館
Date : 2017
ポスター, ジェネラルグラフィック(平面), ジェネラルグラフィック(立体), CI/VI/シンボル/ロゴ/タイプフェイス, 新聞広告/雑誌広告, 環境/空間
美術批評家の林道郎氏がDIC川村記念美術館のコレクションを独自の視点で再構成される企画の告知物のデザイン、テキストウォールの展示ディレクションをしました。“見る(作品を鑑賞する)” という人の行動をあらためて意識し、靴先の円部分が鏡になっているジャスパー・ジョーンズの作品をメインヴィジュアルとしました。実際のポスター、チラシも靴先に鏡面の銀箔を施し、見る角度によってキラキラと光って見えます。道行く人の視界に入った時、キラリと光る異素材に気づき、“見る” という行為を引き出すような仕掛けになっています。タイトルの印象、メインビジュアルのグレイッシュな色味から鬱々とした印象にならないよう、更には夏の展示ということもあり、爽やかな青みのあるシトラスイエローをキーカラーに設定しました。作品の周りにも配置し、遠くからでも注意を引く効果もあります。
CREDIT
Art Director, Designer: Daisuke Yajima
Client: Kawamura Memorial DIC Museum of Art
December 01, 2020 16:09:42